岡山高校生ボランティア・アワード

高校生による、高校生のためのアワード開催!

第8回 岡山高校生ボランティア・アワード【出場団体紹介】

2020年11月22日 10:56 by youi_center
2020年11月22日 10:56 by youi_center

「高校生の、高校生による、みんなのためのイベント」
11月28日(土)、第8回 岡山高校生ボランティア・アワードは間もなく開催です!

 アワードの出場者を、発表順にご紹介します。

【出場者紹介①】
●団体名● 石川 楽
●学校名● 岡山市立岡山後楽館高等学校
●テーマ● 福祉のボランティアを通して学んだこと

 活動のきっかけは、2014年の8月にチーム響きの代表に誘われイベントの手伝いをしたことです。そこで、自分の知識が役に立ち、そこから、色々なイベントにボランティアの手伝いとして参加し始めました。主に、響きのイベントのボランティアを通して、それまで関わったことがなかった障がいのある人と接する機会が増え、障がいに対する関心が高まった。いままでの人生の中で、多くの時間、福祉のイベントに携わったがために障がいのある人と接することが普通になった。今後やりたいことは、声優の門脇さんのイベントにボランティアとして参加し、さらに福祉とはなにか考えていきたいと思っています。

 

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【出場者紹介②】
●団体名● 浅口魅力発信部
●学校名● 金光学園中学・高等学校
●テーマ● 来られぇ浅口計画 

 私たちは、学校の探究活動の一環で2020年8月から「スエ吉ファーマーズ」と協力して、地域の情報発信を行っている。月に一度、地元で「瓦まるしぇ」に出店し、耕作放棄地で育てた野菜や果物の販売を行っている。私たちはお客さんに興味を持ってもらうために、「瓦まるしぇ」で配布するレシピの作成、販売方法の提案、SNSを用いた情報の発信の3つを主に行っている。一つ目のお客さんに興味を持ってもらうために、「瓦まるしぇ」で配布するレシピの作成では、手間や時間をあまり必要としないものを中心としたレシピを、私たちでレイアウトを考案してB5サイズのコピー用紙に印刷し、野菜を購入したお客さんに配布した。9月27日も開かれた「瓦まるしぇ」では、お客さんから「簡単に作れそう」「分かりやすくていい」と好評だった。二つ目の販売方法の提案では、自作のポップ(別添)を作成し、店自体の雰囲気を明るくすることを試みた。お客さんや「瓦まるしぇ」で出店していた人たちにも好評であったので、農業に興味がない客層にもアピールするため、今後も行っていきたい。三つ目にSNSを用いた情報発信では、私たちや「スエ吉ファーマーズ」との活動、浅口市ののどかで美しく、温かな魅力をインスタグラムで発信している。今後は、「瓦まるしぇ」での活動や、浅口市の日常的な写真や出来事などをもっと発信していきたいと考えている。

 

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【出場者紹介③】
●団体名● 古城池 ワッショイ!とーかーず
●学校名● 岡山県立倉敷古城池高等学校
●テーマ● 水島の魅力を発信するフリーペーパーの発行

 コロナ禍により、活動が自粛される中で、今年度は広報活動に取り組むことになった。2年前に作成したフリーペーパー第1号を受けて、水島の魅力を発信するフリーペーパー第2号の発行を予定している。社会学・デザイン分野を選択した総勢19人で、総合的な探求の時間を中心に、コンビナート企業OBの古川明さんをはじめ、水島の地域の方々と協働しながら取り組んでいる。特に今号では、水島の個性的で魅力的な「人」や「団体」も取り上げる予定です。

 

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【出場者紹介④】
●団体名● 第2回うまいもん商店街!高校生実行委員会
●学校名● 代表者:岡山県作陽高等学校
●テーマ● 高校の枠を超えた仲間と商店街を盛り上げ、地域愛を高める! 

 岡山県の北部の地域では少子高齢化や人口減少が進んでいますが、地域にはそれぞれの地域 性やストーリーがあり、その地域ならではの特産品や加工品もあります。それらの商品を集めて地域の方々に出店いただき、1日限定でいろいろ美味しく食べて商店街を盛り上げ、そして地域愛も高まるイベントを目指して、「県北のうまいもん大集合!うまいもん一番街!」を美作県民局と特定非営利活動法人みんなの集落研究所が主催となり昨年度第1回目を企画しました。そして今年度第2回目を2020年11月1日に「第2回県北のうまいもん大集合!うまいもん 商店街」として津山市のソシオ商店街、銀天街、元魚町商店街をお借りして開催します。
このイベントに私たちは高校生実行委員会として、主にイベントの企画運営に携わっています。 高校生実行委員会は、「県北のことをもっと多くの人に知ってもらいたい」「地域に貢献して新しい仲間を作りたい」「昨年度の先輩方の姿を見て私も企画してみたい」といった思いを持った美作県民局管内の高校生有志で構成されています。今年度は新型コロナウイルス感染拡大が影響し人数が減っておりますが、5校の1~3年生14人が参加しています。イベント当日は多くのお客様にご来場いただき、出店していただける地域のことを知る機会になって、私たち高校生が頑張る姿も多くの方々に見ていただきたいと思っています。

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【出場者紹介⑤】
●団体名● 白石踊800年の伝統を受け継ぐ会
●学校名● 金光学園中学・高等学校
●テーマ● 白石踊を若者世代に広める活動 

 白石踊は源平合戦以来800年間にわたり、笠岡市の白石島に伝わる国の重要無形民俗文化財の盆踊りである。ユネスコの無形文化遺産候補でもある。しかし島内の小学校は休校し、中学校も来年度で廃校になる。そこで白石踊会(保存会)は白石島外の人を対象に定期練習会を立ち上げ、笠岡中央公民館で毎月1回実施してきたが、参加する中高生は皆無だった。活動を開始した学年が卒業後は、現在の在校生が引き継いでいる。金光学園の他に笠岡商業高校、笠岡工業高校、岡山龍谷高校、倉敷古城池高校、広島大学附属福山高校の生徒もメンバーになっている。今年はコロナ禍で思うように活動が進められない逆境下でも、白石踊のPR、白石踊のHP作成、白石島の海岸清掃などを企画・進行中である。


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【出場者紹介⑥】
●団体名● 岡工道路パトロール隊
●学校名● 岡山県立岡山工業高等学校
●テーマ● 産官学で取組む『岡工道路パトロール隊』

 岡山工業高校土木科3年生となった私達は、課題研究という教科において¨道路パトロール活動¨を行うことになった。それは、岡山市市街地国道53号・180号を徒歩パトロールし、歩道や道路の損傷状態を点検するものだ。
この活動は、授業の中で生徒が現実の道路をパトロールする事により、道路管理者や維持・保守業者の仕事を知った上で、卒業後の進路決定として道路管理者や建設業界への入職を選択する動機を醸成する事にある。更に今後ますます重要度を増す社会インフラ維持の担い手不足を補うだけでなく、ICT(情報化施工)に精通した土木技術者として、広く建設業界全体の生産性向上に貢献し、市民参加型インフラ維持活動のリーダーとして地域を牽引する人材を養成することも目的として、この道路パトロール活動は行われている。
現在、私達が発見した異常は氷山の一角のようなほんの僅かであると思えるが、しかしインフラメンテナンスが課題である限り、「岡工道路パトロール隊」は活動を継続していくであろう。
これからも道路パトロール活動を通して、地域の皆さんの安全・安心のために尽力したいと強く感じている。

 

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【出場者紹介⑦】
●団体名● ホタルを守る金光学園チーム
●学校名● 金光学園中学・高等学校
●テーマ● ゲンジボタル保全活動 

 岡山県浅口市金光町にある竹川は、ゲンジボタルの生息地だ。金光町には、ゲンジボタルが生息しているが、生息数は増加しているとは言えず、地元住民グループ「上竹ホタルを守る会」による草刈り,生息数の調査,地元の小学生に対しての授業などといった保全活動が行われている。我々は、今年6月に実際に竹川へ行ってホタルの飛翔の様子を見て、上竹のホタルの現状を知り、上竹ホタルの会の方に実際にお話を聞いた。具体的なボランティア活動として、今年8月にホタルの主食である巻貝・カワニナを竹川の下流から、ホタルの多く生息する上流へと運んだ。
今後の活動内容としては、引き続きホタルの保全活動を行う。具体的には、竹川周辺のゴミ拾い、草刈り、光害対策(ホタルの発光を妨げる)、カワニナ運びなどを予定している。

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【出場者紹介⑧】
●団体名● Kagamino Youth Circle
●学校名● 代表者:岡山県立津山高等学校
●テーマ● 「つながり」で社会を変える

  Kagamino Youth Circleは、「社会と若者をつなぐ」ことを理念に2020年5月に設立された任意団体。現在は岡山県北出身の高校生・大学生計28名が学校を越えて運営メンバーとなり、若者が 「地域とのつながり」、「興味や将来とのつながり」を形成する機会の提供を行っている。
活動のきっかけは、岡山県北で興味を広げるためのイベントや講演会が開催されていないこと。中高大生といった若者が視野を広げる場をたくさん設けたいと考え、大学の先生方等の専門家を招いての勉強会・オンラインイベントを開催したり、地域活動へボランティアとして参加したりしている。これまでに地方創生に関するテーマ、地球温暖化に関するテーマ、心の健康に関するテーマで勉強会・オンラインイベントを開催。また、多様な興味を持った大人のゲストから新しい発想を得るために意見交換会も開催しており、将来活かせるようなネットワーク確保の場を形成した。現在は、国際交流や働き方に関するイベントを企画しており、より広い関心を持った若者にアプローチが可能だと考えている。このように若者が意見を発信できるような仕組み作りを行って、各々の自己の確立、最終的には地域の持続可能性の創造につなげていきたい。今後はより多くの若者或いは地域の方々を巻き込みながら、大きな社会変革に向けて今後も取り組みを継続する。

 

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【出場者紹介⑨】
●団体名● べとぼらさん
●学校名● 岡山県立矢掛高等学校
●テーマ● 国境を越えたつながりin YAKAGE(ベトナム=日本語教室) 

 矢掛町の「ベトナム=日本語教室の会」は、月に1回ペースで行われる日本語教室で、主に工場勤めのベトナム人を対象に開かれているボランティアの会だ。
今年度は1学期間ずっと新型コロナウイルスの影響で会を開くことができなかった。やっと今年1回目の会が開けたのだが、ベトナム人の参加者が激減していた。理由は今のところはよく分かっていない。これからは、参加に消極的な人々に対しても、日本文化を楽しく伝えることができるよう高校生同士でしっかり相談し、より多くのベトナム人に参加を呼び掛けられるよう頑張っていきたい。



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みなさまのご参加をお待ちしております。
◆これまでのアワードの様子など → https://goo.gl/tMMlds
◆観覧申込み → 
https://bit.ly/3lLOKWk

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